DMAT(災害派遣医療チーム)  Disaster Medical Assistance Team

旭川医科大学病院の日本DMAT隊員は2021年現在、医師8名、看護師10名、業務調整員4名が登録されています。

 

活動内容:北海道マラソンの救護班、サロマ湖100㌔マラソン救護班、DMAT活動要領に沿った訓練、大規模災害時医療訓練、道北地方DMAT訓練、国民保護共同実働訓練への参加、2011年の東日本大震災、2018年の北海道胆振東部地震の災害派遣などがあります。

 

 

DMAT活動のためには、平時からDMAT研修・訓練等で多職種間の連携を図ることで、災害時にもチームワークが発揮されるように努力しています。

   令和6年1月1日 能登半島地震 

令和6年1月1日に発災した、能登半島地震の被災地支援として

旭川医大病院DMATが活動しました。

  • 第一次部隊 医師2名 看護師2名 ロジ1名 

 活動期間:1月8日(月)参集~1月15日(月)帰還
移動手段:ドクターカー(救急車)及び、フェリー
参集場所:能登医療圏DMAT活動拠点本部(能登総合病院内)
活動場所:輪島市

   1月23日に、第1次隊のDMAT活動報告会を開催しました。 その様子について、報道がありましたのでご参照ください。
   旭川医科大学DMATが能登半島地震の被災地支援活動を報告__NHK北海道
  • 2次部隊 医師1名 看護師 2名 ロジ2名 

活動期間:117日(水)8:30出発~122日(月)16:30帰還

移動手段:旭川空港羽田空港、羽田空港小松空港、小松空港からはレンタカーで珠洲市入り

活動場所:石川県珠洲市

 

  • 第3次部隊 医師1名 看護師 2名 ロジ2名
  活動期間:1月29日(月)8:30出発~2月3日(土)16:30帰還
  移動手段:旭川空港⇔羽田空港、羽田空港⇔小松空港、小松空港からはレンタカーで珠洲市入り
  活動場所:石川県珠洲市

 



  2018年9月6日 胆振東部地震 

北海道全体がブラックアウトに見舞われた2018年の胆振東部地震においては、札幌医科大学に設置された札幌医療圏活動拠点本部に参集し、ブラックアウトによる影響で自家発電が維持できない病院からの患者搬送に従事し、人工呼吸管理中の患者を他院へ搬送しました。その後は、本部活動として札幌医療圏の医療ニーズの把握と患者搬送先リストの作成を中心とした活動や、避難所の設置状況の確認などを行いました。


  2011年3月11日 東日本大震災 

第1版 ~ 第10班の医師・看護師・事務職員からなるDMATチームを派遣

 

花巻空港から被災地までフェリー・JRなどを利用し現地入り、医療救護活動を行った。