ドクターヘリ   Air Amburance

ドクターヘリとは

ドクターヘリとは、救急医療に必要な機材や医薬品を装備・搭載したヘリコプターのことです。
救急医療の専門医(フライトドクター)と看護師(フライトナース)が同乗して、一刻も早く救急現場へ向かうことができ、かつ現場から医療機関に搬送するまでの間、救急患者に救命医療を行うことができます。

ドイツでは国内に73機以上ものドクターヘリが配備されており、国内どこにでも出動の要請を受け手から15分以内に到着でき、ヘリの導入後、交通事故の死亡者3分の1にまで激減したと言われています。
日本でも1990年代から試験運航が始められ、その有効性が確かめられてからは各地域での導入が進められています。
しかし、基地病院内や病院間の連携、十分な医療従事者の確保、乗員の養成、ヘリポートの不足、運用時間が日中に限られている、ヘリそのものの費用負担などといった解決しなければならない課題が多く、まだまだ十分な普及には至っていないのが現状です。

道北ドクターヘリ

道北ドクターヘリは旭川赤十字病院が基幹病院となり、2009年10月より運航しています。旭川医科大学病院も協力病院として関わっています。
具体的には、フライトドクターを月に8日間、フライトナースを月に4日間担当しています。

ドクターヘリの機体は通常、旭川赤十字病院の屋上ヘリポートで待機していますが、冬季間や悪天候時は、旭川医科大学の敷地内にある格納庫で待機します。



詳しくは ☛旭川赤十字病院 道北ドクターヘリの紹介ページでご確認ください

ドクターヘリ実績

搬送人数のうち、15%から20%程度を旭川医科大学病院で受け入れているいます
2017年4月から運行開始となった、旭川医科大学病院ドクターカーとも連携し、これからも道北ドクターヘリの運航に協力していきます。