ドクターカーは、除細動器や人工呼吸器、検査装置等の医療機械を搭載し、医師や看護師などが同乗して災害現場などへ直接出動する救急車の一種のことです。
緊急に処置が必要な患者を医療機関へ搬送する際、現場でも搬送中の車中でも治療を施せるので、傷病者の救命率を上げることができるというメリットがあります。
道北ドクターヘリは旭川赤十字病院が基幹病院となり、2009年10月より運航しています。旭川医科大学病院も協力病院として関わっています。
具体的には、フライトドクターを月に8日間、フライトナースを月に4日間担当しています。
ドクターヘリの機体は通常、旭川赤十字病院の屋上ヘリポートで待機していますが、冬季間や悪天候時は、旭川医科大学の敷地内にある格納庫で待機します。
災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略して「DMAT(ディーマット)」と呼ばれています。
※平成13年度厚生科学特別研究「日本における災害時派遣医療チーム(DMAT)の標準化に関する研究」報告書より
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
旭川医科大学
〒078-8510
旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号
TEL:0166-65-2111(代表)
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