先輩専攻医からメッセージ

        高畠 和真       国立国際医療研究センター病院救急科プログラムからの研修受入
ドクターカーやドクターヘリでの出動や旭川市内の他の救急病院での勤務も経験させて頂くことで、病院前救急の経験が得られると共に医療圏がどのような構造でどのような役割分担が行われているか俯瞰的な目線で理解する事ができました。また、医局に所属していない自分にとって母校で働くことは他では得られない充実感がありました。

 

初 期 研  修 

埼玉県済生会川口総合病院  

3年目 

国立国際医療研究センター病院  
4年目 国立国際医療研究センター病院 
旭川医科大学病院 

 

ドクヘリ搭乗OJT
ドクターカー搭乗 

 高畠 和真 (2024.9)
 高畠 和真 (2024.9)

砂 田  大 貴 

6年目から2年間青森県の八戸市立市民病院のスタッフとして
ドクターヘリや集中治療、救急IVRの研鑽を積みました。

「急変や当直に不安を感じる生活から抜け出したい」思いから【救急科】を選択しました。

 

救急科は「振り分け屋」「研修医でもできる」と揶揄されることもあり魅力を伝えるのが難しいところもありますが、救急科がいなければ絶対助けられない命が確実にあります。この仕事が今は天職だと思っています。

 

初期研修   名寄市立総合病院  
3年目 名寄市立総合病院  
4年目 北海道医療センター       
5年目 旭川医科大学

ドクヘリOJT
新型コロナ感染症重傷者治療に従事した医師派遣(都立駒込病院)
第一外科研修
ドクヘリ講習 3級陸上無線

砂田 大貴(名寄市立総合病院 救命救急センター長)
砂田 大貴(名寄市立総合病院 救命救急センター長)

岩 原  素 子

初期研修医時代に救急診療を苦手にしており、苦手を克服したい気持ちから興味を持つようになりました。

 

2年間の後期研修を通して、災害医療・病院前診療・保健所業務等救急医師は幅広い分野で活躍出来る

もし、現在志望に悩んでいても救急分野であれば幅広い選択肢から自分のやりたいことが見つけられる科だと思います。

 

初 期 研  修 

旭川医科大学病院  

3年目 

 旭川医科大学病院

3か月間第一外科研修

JAICAモンゴル国専門医派遣に同行

消防車搭乗研修 

4年目 名寄市立総合病院  

 

 

5年目 北海道医療センター

 

 


宮 野  絵 里 奈

救急科は忙しいと思われがちですがシフトワーク制のため病院によっては自分の仕事を終えれPHSをおいて帰宅することも可能です。

また緊急時の対応を学ぶことが出来るためどんな患者でも自分の力で救命することが出来るようになります。

 

もともとほかの科を志望候補に挙げておりましたが決めきれず、また医師になったのに急変対応に対応できない医者にはなりたくないという思いがあり入局いたしました。

 

現在5年目となり救急症例を幅広く一通り経験させていただきました。来年からはサブスペシャリティを研修したいと思っています。


朝 倉   崚 介

現在、専攻医3名が大学病院、その他道内各地で勤務しています。道内の他にも宮古島(沖縄)や関東にも連携施設が増え、希望があれば今後研修することが出来ます。自分も地元函館で研修させていただきました。

 それぞれの出身地やプライベートを含めて置かれている環境、状況によりフレキシブルに対応してくれます。

また3か月間他科の研修が可能なためサブスペシャリティ取得やダブルボードを考えている方も視野が広げやすいと思います。

現在コロナ禍で救急科は大変なイメージがあると思いますが、完全シフト勤務でチーム制のためON/OFFがはっきりしており働きやすいと実感しています。

 

救急科には、麻酔科・内科・外科等様々な分野の先生が携わっていることが最大の特色です。他科の専門医を取ってから救急をやる先生や、最近では徐々に自分も含め救急専門医を先に取得する人が増えています。

今後キャリアアップやキャリアチェンジしたとしても救急科での学びは無駄になることはないと入局しました。

 もともと麻酔科にも興味があり、救急専門医を取得し同時進行で麻酔科標榜医も取得したいと考えています。

初期研修 函館五稜郭病院  
3年目 函館五稜郭病院  
4年目 旭川医科大学病院

ドクヘリOJT参加

ECMO講習会

5年目 名寄市立総合病院  


森  香 苗

私は法医学志望で、当初 死因を見抜く臨床的な視点を身に着ける目的で救急科に受け入れてもらいました。

 

 しかし名寄市立総合病院でICU管理を行う中で、来院したときには家族もスタッフも途方に暮れるような重症患者様が、

毎日粘り強く原病の治療を続けて全身状態を整えて、自宅の生活に帰ることが出来た、そんな症例をいくつか経験し、救急・集中治療のやりがいを感じて救急科を継続しています。

 

 

 

 

 


各施設で研修中の専攻医と指導医がオンラインで面談などを行ってフォローしています